本日は、阪神淡路大震災が起きてから16年目になります。
当時私は西宮に住んでおり、震災の時は直接被害を受けました。ただ、幸か不幸か新築のマンションに住んでいたため、命やけがには影響はありませんでした。本当に幸運であったと思います。
当時周りにあった築年数の古い建物はほぼ全壊状態でした。地震直後、倒壊した建物に生き埋めとなった人を助け出したことを、今でも鮮明に覚えています。
地震により、電気・ガス・水道は全く使えず、お風呂には当然入れない、トイレの水も流せない、当面の食糧の調達にも苦労するといった状況を忘れたことはありません。
そして、事あるごとに思いだすのは友人の助けです。
地震の直後は電車も当然動いていないにも関わらず、その友人は奈良から、しかも歩いて、西宮にいる私の所まで水と食料を届けてくれたのです。
友情の素晴らしさを身をもって肌で感じた瞬間です。
当時もお礼は述べたと思いますが、改めて「ありがとう」と言いたいです。
あれから16年。
私の引っ越しや転職その他のごたごたで、その友人とは大学卒業後連絡のやり取りが途絶えましたが、
何と!
つい最近ツイッターとfacebookで再びその友人と連絡を取り合うようになりました。
そして、他の大学時代の同級生もツイッターやfacebookで再び連絡がとれつつあります。そして今度軽い同窓会でも開こうか、なんて言い合ったりしています。
同窓会で再び会った際には、改めてその友人に感謝の言葉を伝えたいと思います。