ようやく久々に丸一日休みがとれたので 、今日はゆっくり読者三昧の、大阪吹田の司法書士・行政書士の伊藤貴胤です。
文字ばかりの読者も疲れるので、箸休め用の一冊として、下記の本を購入しました。
しかしながら、意外や意外。これ、かなりのおもしろさ。
基本まんがだけど、お医者さんの専門家的視点も、随所に見られ、かなりの名著です。
特におもしろいのが、介護する人へ向けての教訓的な一言集。
私が一番気に入ったのは、
『私は女優よ、と思い込む。』
の、一言。
認知症になると、独自の世界に生きてる時間がしばしばあるので、まわりの人がそれに真剣に向き合えば向き合うほど、ともすると怒ってしまいがち。
私も被後見人さんと普通に真面目に向き合って、怒鳴り合いの大喧嘩したことあります。(笑)
でも、そんな時、女優になりきって相手の世界に付き合えば、意外と気持ち的に楽になれそうです。
私も今後、被後見人さんに会うときは、『私は女優よ、と思い込み』女優になろうと思います。
今後私がおネェ言葉となっても、仕事に真剣に取り組んだ故の結果であり、決してカミングアウトではありませんので、勘違いしないようにお願いします。
ともかく、必読の一冊です。