司法書士は便利屋ではありません。
たまに委任状に印鑑さえ押せば、後はなんでもかんでも全て司法書士がやってくれると勘違いされる方がいます。
司法書士は、登記にしろ、裁判手続にしろ、本来本人がすべき手続をやりやすくするために援助するのが主な業務です。代理権の範囲内であれば、代理で手続をしますが、手続の当事者はあくまで本人です。常に2人3脚で手続を進めるのです。
悲しいかな、委任さえすれば後はすべて司法書士がやるべきものだと思い込んでおられる方がいらっしゃいます。
根気よく説明するしかありませんが、難しいものです。